医療用語辞典

がん細胞

よみ がんさいぼう
カテゴリー がん免疫細胞療法

がんは自らの細胞の遺伝子が何らかの原因によって傷つき、がん化していく病気。突然変異を起こして生じた異常な細胞は、多くの場合「異物」と判断され、免疫システムによって死滅してしまいます。ところが、中には免疫システムの監視の目をくぐり抜け、生き延びて延々と増殖する細胞が出てきます。これががんのかたまり(悪性腫瘍)です。

 

がんはもともと自分の細胞であるために見つけにくく、さらに免疫力が働かなくなるような物質を出したり、がんの目印(抗原)を隠して体内に深く沈潜したりするために発見しにくく、見つかったときにはかなり成長しているケースが少なくありません。

 

また、がんは増殖するにしたがって凶悪になり、自分専用の新しい血管を呼び寄せて(新生血管)正常な細胞から栄養を奪い続けます。この性質に対しては、がんの栄養補給を絶つために、「サリドマイド」という薬剤を使ってがん細胞が新たな血管を作るのを阻害するという研究が行われています。

 

<浸潤>
がんは、周囲の正常な細胞に毒素を放出してダメージを与えながら、周辺の細胞を破壊していきます。これが浸潤です。
<転移>
がんは、栄養を横取りする新しい血管を利用して、血液やリンパ液の流れに乗り、全身を巡ります。そこで住み心地の良さそうな新しい臓器を見つけると再びそこに住み着き、新しい血管を引き寄せながら栄養を横取りして増殖していきます。これがいわゆるがんの転移です。


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